青森の平均寿命ワーストの主因 今日から始めたい塩分摂り過ぎ対策 (2/3ページ)

週刊実話

確かに、そうしたことが、生活習慣病にもつながってしまう」

 塩分は、将来の高血圧や心臓病、がんなどのリスクがあるため“必要悪の調味料”として見られがちだが、一方で、人間が生きていく上で欠かすことができない重要なものでもある。摂りすぎると危うい事態に陥る塩分とどう付き合えばいいのか。
 厚労省が掲げる国民1人当たりの食塩摂取目標は、成人男性で「1日10グラム未満」。つまり小さじ2杯弱に留めようというわけだが、これで1日3食分をまかなえるのか。普通に考えても懐疑的にならざるをえない。

 生活習慣の改善運動に取り組んでいる管理栄養士の前田和美氏に、普段、何げなく食べている食品にどれくらいの塩分が含まれているのか聞いてみた。
 「日本の料理は醤油、味噌、食塩などを使う食文化が色濃くあります。加えて、ファーストフード、スナック菓子なども多くなり、日本人の1日当たりの塩分の摂取量は、実際のところ、およそ10〜13グラムと言われています。欧米は5〜7グラム程度ですから、いかに多く摂っているか分かると思います。できれば欧米レベルが理想的で、国も10グラム以内に抑えることを提言していますが、それができそうでできないのが、現況でもあります」

 前田氏は時折、地元スーパーなどを訪れ、惣菜売り場などの商品を手に取り、裏側に添付されたラベルを調べることがあるという。その中の一つ、「明太子おにぎり」には「ナトリウム630グラム」と記されてあったが、肝心の食塩含有量の記述がない。
 「他の照り焼きそぼろ弁当にしても、容器の底のシールに“ナトリウム1420グラム”とありますが、塩分の表示はなかったんです」(同)
 それではと、表示のナトリウムを塩分に換算する方式で計算してみた。その結果、明太子おにぎりは1.6グラム、そぼろ弁当が3.6グラムだったといい、これにカップ味噌汁の2.7グラムを追加すると計7.9グラム。国の基準値に合わせると、すでに残り2食で約2グラムの食塩しか摂取できないことになる。

 減塩の難しさは、これでお分かりだろう。となれば生活習慣を変えるしかないということだが、どこから手を付ければいいのかも難しい。
 医療ジャーナリストの深見幸生氏は次のように話す。

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