弘兼憲史×蛭子能収「人生は70歳からが最高だ」(3)稼いだお金は全部妻に渡してる (2/3ページ)
蛭子 信じられないなァ。
弘兼 蛭子さんは、奥さんとは旅行にも行くそうですけど、僕と同世代の男性は、奥さんを旅行に誘っても「嫌だ」って断られるって。
蛭子 そうなんですか。
弘兼 「あなたと行くなら女友達と行ったほうが楽しい、だからお金だけちょうだい」って。
蛭子 そうですか。俺は旅行に行ったら女房を優先しますね。「路線バスの旅」では自分で好きなものばかり食べてましたけど、女房と行ったら合わせますね。
弘兼 アハハハ。でもいつも一緒にいたら、奥さんから文句を言われませんか。
蛭子 それはあります。俺があまり怒らないから、言いやすいのかなァ。
弘兼 一人だったら、自分が稼いだお金を好きに使えるんですよ。
蛭子 でも、俺一人だったら稼いだお金を全部使っちゃうかもしれないし。
弘兼 それはそうだ(笑)。
蛭子 今はお小遣い制で、奥さんが全部管理してるんです。だからキャッシュカードも持っていません。
弘兼 競艇に行く時は?
蛭子 「小遣いちょうだい」って。
弘兼 1回、100万円くらい持っていかれる?
蛭子 いえ、いつも2万円くらいですね。
弘兼 奥さん、しっかりしてますね。
蛭子 とにかくそうしたほうが丸く収まると思うんです。ケンカがしたくないんですよ。だから全部任せたほうがいいかなって。
弘兼 相当、奥さんの尻に敷かれている感じですけど。