高須院長を侮辱した人物、安倍首相の「殺害呼びかけ」をしていたことが発覚
「政権批判」ならば、どんな冗談でも許されるのか。高須クリニック・高須克弥院長(72)に対し1月7日に「西原理恵子自身が、高須の慰安婦という存在な訳ですから」などと暴言を吐き、高須院長から提訴を受けた「虫尾緑」(ミュージオミドリ)なるTwitter利用者が、この暴言以外にも、14年に安倍晋三総理とその一派への殺害を呼びかける書き込みをしていたことが判明し、波紋を呼んでいる。ことの経緯を週刊誌記者は次のように説明する。
「虫尾緑氏は高須院長から『おい! こら すぐに謝罪しろ。だだではすまさない』と警告された後も、謝罪どころか『おっ、やるのか?』と挑発していました。このふてぶてしい態度に、高須院長も『謝罪がないので名誉棄損で訴訟することにしました』と徹底的に戦う姿勢を見せると、今度は一転、虫尾緑氏は「タブレットが誤作動して勝手にツイートしただけ!」などと言い訳をはじめました。それでも院長は「法廷で弁明したまえ」聞く耳をもたなかったところ、結局謝罪するに至っています」
この一件はネットSNSメディアや掲示板で大炎上、高須院長の毅然とした対応に「名誉のためには一歩も引かない。そして法で決着をつける。これこそ、日韓関係の範とすべき行動!」という賞賛の声があがった。
一部ネットでは「お金持ちの高須院長が金にまかせて弱い者いじめをしている」など揶揄も飛んだが、問題はもっと根深い。今回高須氏が立ち上がったのはその中傷が自分だけでなく、愛する身内に及んだからであり、さらに虫尾緑氏は以前から、高須氏をはじめ保守的な見解を持つ人のやることなすこと、おかまいなしにネガティブな書き込みをくり返していたようなのだ。
■「安倍晋三の心臓を撃ち抜いていただきたい」はパロディか
「炎上事件となり、ネットたち民は虫尾緑氏の過去を洗い始めたんです。すると、以前から恐ろしい発言をしていたことが判明しました。たとえば14年8月15日には『暴力団の方々へお願い。このツイートを読んでられる暴力団の方々へ。あなた方はお仕事柄、様々な武器をお持ちだと思います。私がお願いしたいのは、持っておられる武器で安倍晋三の心臓を又は頭部中央を撃ち抜いていただき息の根を一刻も早く止めていただきたいというお願いです。DM宜しく』などと、冗談で済ませられない書き込みがされていたんです(※現在は消去済)」(前出記者)
ここまでのツイートは明らかな犯罪教唆であろう。安倍晋三総理(63)は公人である。そして『ジャーナリズムの役割は権力を監視することである』という言説があることも、あえて踏まえよう。だが、それでも「アベシネ」と罵声を飛ばしたり、ヒトラーのコラージュをすることが、総理だからという理由で「風刺」や「パロディ」の範疇と看過される風潮はいかがなものか。現政権与党という理由で、明らかな偏向が横行する新聞・テレビ報道も然りである。
高須院長の一件に学ぶこと、それは一歩も引かずに毅然と対処するのが一番の処方だということではないだろうか。
- 文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
- ※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。