幕末の志士たちも惚れた!強者・楠木正成のアツ過ぎる一生[その壱] (1/2ページ)

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幕末の志士たちも惚れた!強者・楠木正成のアツ過ぎる一生[その壱]

2018年の1月15日に放送された「Qさま!(テレビ朝日)」で、坂本龍馬が「日本を今一度せんたくいたし候」と述べたことについて、ある武将が紹介されました。龍馬よりも前に日本をせんたくした武将…それが、今回紹介する楠木正成です。

南北朝時代の英雄の一人として教科書で紹介されたり、中世日本を舞台にした本などで根強い人気と知名度を誇る正成ですが、何故人気になったのでしょうか?今回は彼の活躍について紹介していきます。

河内の悪党としてデビュー!そもそも悪党って?

楠木正成は同時代の英雄である足利尊氏や新田義貞と違い、河内(今の大阪府)の赤坂村で生まれたとされる事を除くと、正確な出自はハッキリしていません。古代の豪族・橘氏の子孫(橘正成とも名乗っていた)とも、幕府に仕える御家人、或いは悪党と呼ばれる武装集団のリーダーだったとも言います。

悪党と言うと現代では、文字通り悪人を意味しますが、当時は支配体制に背く者、ないしは強い者と言う意味で使われました。悪党説を採用するならば、正成はアウトローに近い豪傑、強者(つわもの)として評価されていたと言うことですね。

いずれにしても、そうした無名の新人であった正成が乱世に躍り出たのは、彼のファンであった龍馬が生きた幕末と似た、幕府体制が弱体化した時期でした。

後醍醐天皇と運命の出会いを果たした正成、ついに武将デビュー!

正成が若い頃を過ごした鎌倉時代末期は、腐敗した幕府の政治に対する民衆や武士の不満が高まっており、各地の有力者が反乱を起こしていました。

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