藤田菜七子を襲った「エージェント交替」と「社台の触手」(3)未成年飲酒騒動の直後に… (2/2ページ)
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根本康広
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週刊アサヒ芸能 2018年 2/1号
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藤田菜七子
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競馬
同席していた2人も止めなかったことで騎乗自粛となったが、この時、彼女はドタキャンした騎乗馬の関係各所全てに謝罪して回った。『もらい事故だな。頑張って』なんて優しい言葉をかけられると、思わず大粒の涙を流したもので、それが縁で騎乗馬も増えた。根本先生の人柄と尽力もあったが、エージェントのフォローも大きかった。夏場以降のローカルでの固め打ちは災い転じて福となすって感じだった」(スポーツ紙デスク)
とはいえ、新しいエージェントの評判もよく、今年はさらに飛躍しそうだ。
「戸崎圭太騎手と内田博幸騎手を担当している敏腕エージェントです。急に社台系の馬に乗るようになったのも、彼の采配によるものでしょう。自身も、地方競馬の騎手出身だけあり、間違いなく菜七子ちゃんのプラスになりますよ。先日、話を聞きに行くと、『いつまで担当するかはわからないけど、やってるかぎりは全力で教えますよ。乗り方とか、トレーニングについては、すでにメチャクチャ指導してる』って(笑)」(専門紙記者)
一大帝国を築く社台の触手で、勝ち鞍が増えるのは確実。周囲にも一流のスタッフを配置して、いよいよその真価を発揮する一年となりそうなのだ。
そうしたエージェントの交替によって、意識も大きく変化しつつある。最近は体幹トレを重視するようになっているという。厩舎関係者が解説する。
「彼女は競馬学校時代から男子と同じような筋トレのメニューを渡されていたそうで、『筋トレが大嫌い』と公言してます。でも今は体幹トレに変えたようで、騎乗ぶりも安定してくるんじゃないでしょうか」
今年は北海道遠征の話が聞こえてくるぐらいで、まさに菜七子デーの年になりそうだ。