アインシュタインの相対性理論は、星間宇宙旅行が不可能であることを示唆しているわけではない。 (2/3ページ)

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・目的地が遠いほど大きな恩恵がもたらされる

 目的地が50光年離れた場所になると、相対性が大きな恩恵をもたらすことが分かるだろう。さらに1000光年を超えると、我々が生きている間に目的地に到着できるのは相対性があってこそのことである。

 この表にはないが、さらに遠い距離まで考察するなら、相対性の効果のおかげで、実に目で見ることのできる宇宙の隅々(約470億光年)まで生きているうちに(約28年)たどり着くことができる。

 つまり相対性を利用すれば、我々はどこでも好きな場所に行けそうだということだ。

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・だが実現するには2つの問題が

 だがしかし、そうは問屋が卸さない。2つ問題がある。

 まず、相対性の効果は旅行者にしか得られない。地球時間ではずっと早く時間が経過している(大雑把に言うと、帰還までの地球時間の年数は、表内の光年数を2倍して、0.25を加える)。つまり彼らが地球に帰還すると数千年が経過していることになる。

 したがって、たとえ調査隊を派遣したとしても、地球に残る者たちがその成果を知ることは決してない。
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