深田恭子『隣の家族は〜』不妊治療を丁寧に描写も第3話は5.9%の危険水域に
- タグ:
-
隣の家族は青く見える
-
深田恭子
深田恭子(35)が主演を務める「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系)の第3回が2月1日に放送され、平均視聴率5.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったことがわかった。丁寧なつくりが魅力のドラマだが、少しずつ視聴率が下がっていることが気にかかる。
第3話で、朔(北村匠海)は奈々(深田恭子)に渉(眞島秀和)との関係を誰にも言わないように頼む。奈々は承知するが、事情を知らずに奈々と朔の関係を疑う大器(松山ケンイチ)のヤキモチがおかしくて仕方がない。妊活で奈々は産婦人科医の片岡(伊藤かずえ)から、妊娠誘発剤・クロミッドの服用をすすめられる。
一方、亮司(平山浩行)はちひろ(高橋メアリージュン)に元妻との子ども・亮太(和田庵)を引き取りたいと伝えた。猛反対するちひろだが、「亮太を引き取らないという選択肢はない」と告げられたことで、別れを決意する。そんな中、奈々は急な体調不良で倒れ、朔に介抱される。妊娠したのではと喜ぶ奈々と大器だったが、生理が来てしまい想像妊娠だったことが判明。落ち込む奈々を励ますために大器は子宝神社に連れ出すのだった。
想像妊娠だったことに落ち込む奈々(深田恭子)の涙と、それを励ます大器の優しさが印象的な回だった。夫婦関係がぎくしゃくしやすい不妊問題だが、このドラマは夫婦ふたりが穏やかな性格なので安心して見ていられる。涙といえば、別れを決意して涙を流すちひろの姿もけなげだった。ちひろを想う気持ちがあるからこそ別れを受け入れた亮司とのすれ違いがとても切ない。コーポラティブハウスを出ることを決意したちひろだが、本当に出ていってしまうのだろうか。次週も目が離せそうにない。
また、毎回感心してしまうのが、不妊治療の丁寧な描写だ。前回の卵管造影検査の様子もかなり丁寧に描いていたが、今回も子宮内のエコー写真が登場したり、妊活経験のない人にはあまり知られていない排卵誘発剤まで登場したりしたので、少しびっくりしてしまった。さすが、厚生労働省とタイアップしているドラマなだけある。
不妊というテーマは取り上げにくく、適当な描写になってしまうと実際に不妊治療をしている人から反感を買ってしまいがちだが、丁寧に描写しているので、不妊治療者からの共感の声が多い。今不妊治療に取り組んでいる人はもちろん、これから不妊治療を始めようかと考えている人にもぜひ見てほしいドラマだ。
今回、やや物足りないと感じたのは、渉と朔のシーンが少なかったこと。2話連続でキスシーンがあり、視聴者にインパクトを与え続けてきたが、今回は一緒のシーンがほとんどなく、少しだけ拍子抜け。結果的に奈々と大器に関係を知られてしまったが、今後他のメンバーにも知られることになるのだろうか。特に朔は思いやりに溢れるいい人なので、傷つくような事件が起こらないことを祈る。
文・Harumaki