「泣き虫」は秋に鳴く虫の仲間?小学校の担任の対応が感動的過ぎる! (2/2ページ)
そこには子どもたちの活き活きとした姿が書かれていて、その年代の子どもたちの物事のとらえ方を学ばせてもらいました。
「身体検査をするからシャツ1枚になって保健室に来なさい。」と言うと、パンツまで脱いで本当にシャツ1枚だけで保健室に来た子どもたち。「机の中がいっぱいで配布物を机の中に入れられません。」という子供に、「頭を使いなさい。」と言うと、頭で机の中のものを動かしてどうにかしようとする子ども。
幼稚園の園長と小学校の校長を兼任している著者に、「園長先生はどこで校長先生に変身するの?」と質問する子ども。思い返してみると、大人はみんな似たようなことを経験しているのではないでしょうか。しかし、無邪気な時代から大人になるにしたがって常識というものを身につけ、自分がそんなことを考えていたことを忘れてしまいます。
大人になった自分を作っているものは、子供の頃からの考え方や行動です。大人から見て子供っぽいのは当たり前です。でもそれでいいのです。そういう時期が無いと成長できません。大人はそういう子供の成長過程を見守っていくことが必要だと思います。特に、教師という職業についている人には心に留めておいてほしいのです。
メールで書かれていた担任は、”泣き虫”という答えは間違っているのに×にはしませんでした。メールの送信者は、間違っていたのだから点数はもらえなかった。でも×ではなく△をつけてくれた担任のことを今でも覚えている。
教師の、児童・生徒への対応の仕方は、その後の児童・生徒の生き方に影響を及ぼします。児童・生徒が卒業した後も心の中に残してもらえる教師がいてくれることを心から望みます。
(秒刊サンデー:わらびもち)