「泣き虫」は秋に鳴く虫の仲間?小学校の担任の対応が感動的過ぎる! (1/2ページ)
ラジオからメールを読む声が聞こえてきました。「小学生の頃のことなんですけど、テストがあったんですよね。秋に鳴く虫を4種類答えなさいという問題でした。3種類はわかったのですが4種類目がどうしても出てこなかったんです。それで”泣き虫”と書いて提出しました。テストが返って来た時”泣き虫”と書いたところを見ると△になっていました。」

”泣き虫”という間違った答えに対して、担任は×ではなく△をつけてくれたという話でした。テストの点数を見ると、△の分の点数は入っていなかったそうです。メールの送り主は、「なんともほのぼのとしたよい時代でした。その担任のことは今でもしっかりと覚えています。」と締めくくっていました。
この放送を聴きながら笑ってしまいました。その笑いというのは、「なんだよ。ばかだなぁ。」という笑いではなく、「小学生らしくて可愛らしいなぁ。」という笑いです。この担任は、児童が”泣き虫”という答えを書いたことに対して、ふざけたわけではなくどうにかして答えを書こうとして、このように書くことになったと考えたのですね。
そして、△をつけたのは、「これは”虫”ってついているけれども虫の名前ではないよ。次から気をつけようね。」という気持ちの表れだったのではないでしょうか。その気持ちが伝わったからこそ、メールの送り主は、その担任のことを今でもしっかりと覚えているのでしょう。担任の心の大きさと温かさが伝わってくる放送でした。
この担任はどの児童に対しても同じように接していたのではないでしょうか。小学校に限らず、教師には児童生徒に対してこのような気持ちを持っていてほしいと思います。小学生の行動や発言の中には、まだ大人になっていないからこそというものが多くあります。
筆者は中学校と高校での教職経験を持っています。在職中に読んだ書籍の中に今でも大切にしているものがあります。光永久夫さんという方が書かれた「子ども百態」という書籍です。光永氏が教師時代に出会った子どもたちのことを書き綴っている書籍です。