抱きしめる、ストレス解消。ハグがもたらす効果とおすすめのハグの仕方 (3/4ページ)
◇効果を下げてしまうハグとは
☆苦手な相手とのハグは逆効果
愛情がない相手や嫌いな相手とのハグには、ストレスを解消するどころかむしろストレスが増えてしまうこともあります。
例えば、嫌いな人や苦手なもの(虫など)から触られそうになったら身体はどうなりますか? ビクっとして緊張しますよね。緊張した体は硬直状態になってしまい、神経は興奮してしまいます。そのような状態では当然幸せホルモンのドーパミン、癒しホルモンであるオキシトシンは分泌されることはないので血圧は上昇し、呼吸は浅くなってしまうのです。
☆片思いの相手とのハグも効果はイマイチ
オキシトシンはお互いが想い合っている相手とハグする時にのみ放出されることがわかっています。そのため、相手が自分のことを好きだからといって、自分が好きでない相手に義理でハグをさせてあげても相手の脳からオキシトシンは出ないのです。したがって、ハグの効果を得るためには「自分が愛情を注げる対象であること」がとても重要になります。
■ハグする相手がいない場合はどうすればいい?
ハグしたくても、ひとり暮らしでハグできる家族がそばにいなかったり、恋人がいない時もありますよね。そんな時にも、ちゃんと方法があります。
◇自分が愛しいと思うペットやぬいぐるみでOK
「自分にはハグができるような相手がいない」と落ち込む必要はありません。人以外でも、ハグと同様の効果が得られるものがあります。例えばペットやお気に入りのぬいぐるみです。自分が愛おしいと思うものを抱きしめることでも、愛している人とハグするのと同様、オキシトシンは分泌されます。
動物やぬいぐるみの愛らしい容姿や表情は、視覚からも心を和ませてくれますよね。「かわいい!」と思ってそれを抱きしめるという行為が大切です。ただしペットを抱きしめる際は自分勝手に抱きしめるのはいけません。人間と同様、ペットともきちんと信頼関係を構築してから抱きしめることが重要です。