自然のいたずらだとはわかっていても...どうみてもヒトガタ、巨人の幽霊が歩いて見える影に遭遇(フランス) (3/4ページ)
飛行機のパイロットならおなじみかもしれないね」
クレメントさんのフェイスブックより
・ブロッケン山で登山者を脅かした現象
ブロッケン現象は「ブロッケンのお化け」とも呼ばれている。ドイツのブロッケン山を登頂した登山家たちが何世紀にもわたってこの現象に遭遇して度肝を抜かれたからだ。
影が巨大になるのは、観察者の目から様々な距離にある水滴に観察者自身の影が映るからだ。そのため奥行きの認識に混乱が生じる。
幽霊のような影の形は視点のせいで三角形になることが多く、雲の層が動いているため影がいきなり動くように見える。
image credit:youtube
この現象は1780年にヨハン・シルバーシュラグが初めて論文にしたもので、のちの1808年に文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが発表した戯曲「ファウスト第一部」では、ブロッケン山が魔女が宴を開く場所として登場する。