実はマザー・テレサの出身地、マケドニア・スコピエの「マザー・テレサ記念館」に行ってみた (2/3ページ)
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古さと新しさが共存する、独特の建築スタイルが目を引くマザー・テレサ記念館は、近年奇抜な建物や銅像が数多く建てられているスコピエらしい建築物といえるかもしれません。
開館以来、毎年8万から10万人の人々がこの記念館を訪れ、マザー・テレサの生涯に触れているといいます。訪問者のなかには各国の大統領や首相、大使、マザー・テレサの甥といった権力者や有名人も多数含まれているとか。
3階建ての建物の2階部分は、20世紀初頭の家を模した展示室になっています。
ここでは、マザー・テレサとその家族の写真や、マザー・テレサによって書かれた祈祷書、ノーベル平和賞を受賞した際にマザー・テレサがスコピエ市長に宛てて書いた手紙のコピーなど、さまざまな資料とともに、幼少時代から晩年までの彼女の生涯を振り返っています。
特に重要な展示物は、マザー・テレサのシンボルであった質素な白いサリー。彼女は1940年代後半から、青い縞の入った白いサリーを身に着け、貧しい人々のために尽くすようになりました。