「これを見てわかってもらいたい」原爆資料館に被爆遺品寄贈、きっかけは遺族の高齢化 (2/2ページ)

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「あのころはきれがなかったですからね、母親の着物をほどいて制服にしたんです」と細川さんは言います。

瑤子さんが書いていた日記は、兄の細川さんが書籍化して出版。日本やオーストラリアで書籍化されましたが、遺品は当時のまま細川さんが自宅で大切に保管していました。

しかし細川さんも今年で90歳。葛藤の末、寄贈することを決めたそうです。

「広島ではこんな亡くなり方をした人が何万といるわけですね。いかにひどい、理不尽な出来事だったのかということを、これを見てわかってもらいたいという気持ちですね」と細川さんは言われていました。

原爆資料館では、寄贈された遺品を来年までに再オープンする本館での展示も含め、検討しているということです。

被爆者だけでなく遺族の方の高齢化も進むなか、今後残していくべきもののために何ができるかも考えていきたいですね。(ライター・石田こよみ)

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