【国沢光宏の言いたい放題】欠陥?動作不良?自動ブレーキの正しい使い方を理解しよう【第22回】 (2/3ページ)
- タグ:
-
国沢光宏の言いたい放題
もちろん、誤作動というか、思ったような動きをしなかったということはありますよ。でもそれが事故に至るような危険性のある挙動を起こしているかと言われたらそれはない。
牧野:アンケートの詳しい回答を見ると、自動ブレーキの警告音にびっくりして慌ててハンドルを切ってしまったなど、そういうことはありましたね。
国沢:自動ブレーキは運転を保護するものではなく、アドバイスするものです。問題は加速しちゃったとか訳の分からないものが多い。それは信じられない。
牧野:以前、自動運転を取り上げた動画でもAIが完全に自動で運転するということは今後もないというお話をされたこともありましたよね。
国沢:あり得ないですね。今回はそうではなく、単なる自動ブレーキとか安全装置についての話なので、それでこれだけ事故が起きているのだとすれば、国民生活センターは国交省と警察に言って、対象車種を調べてリコールすべきですよ。なんでやらないのか不思議ですよ。
■自動ブレーキへの誤解はメディアの伝え方にも問題がある国沢:こういう記事が出ると、今の牧野君のように「危ないの?」って思う人が現れて、買わない方がいいって考える人が出てくるじゃないですか。そういう意味もあるでしょ?
牧野:そうですね、裏にはそういう思惑もあります。
国沢:でも自動ブレーキは安全性を確保するために絶対必要なものだし、すごく役に立つんですよ。それをこんなことで足を引っ張る人が出てくるというのはちょっと許せないですよね。
牧野:普通に使用していれば間違いなく便利なもので、自分たちの身の安全を守ってくれるものです。こういった結果が出たということは、やはり使用者の使い方に問題があると思うんです。
国沢:使い方も問題もあるし、テレビやメディアで「なんでもできちゃうよ」というような宣伝も見られます。さらに自動ブレーキの性能はどこも全く同じだと考えている人がいるのも事実です。例えば、先日も説明したように、ホンダ・N-BOXのHonda SENSINGは50km/Lでも自動ブレーキがかかります。一方、ダイハツ・タントは25km/Lでもぶつかりますと。