都市伝説?コピー機の紙詰まり解消が犯罪を減少させた?! (1/2ページ)
風が吹けば桶屋が儲かるなどと言われるように、一見なんの関係もないような事象が、実は繋がっていた、ということはよくある。もちろん、全く関係のないことを無理やり繋ぎ合わせたと言われることも多いが、今回ご紹介するのは、コピーの紙詰まりがなくなったことで犯罪が減少したというお話。さてこれは本当に繋がっているのか、それとも単なるこじつけか?
ーコピー機の紙詰まり解消が世界を救う!
コピー機の紙詰まりと犯罪を結び付けて主張しているのは、コピー機会社で有名なゼロックス。
日本では富士ゼロックスというゼロックスと富士フィルムホールディングスとの合弁会社によりその名を知っている人も多いだろう。コピーすることを「ゼロックスする」というくらいにコピー機といえばゼロックスだった時代があった。
そのゼロックスのエンジニア達が「90年代中盤にシカゴの犯罪率を下げたのは私たちです!」と主張しているのだ。
彼らのストーリーはこうだ。
90年代中ごろ、少年犯罪を扱う裁判所に派遣されたエンジニアのジョン。この裁判所ではコピー機やプリンターは裁判にとって重要な機材だった。なぜなら、原告側の弁護士は被告側弁護士に裁判資料をある一定の期限内に提出しなければならず、それがなされない場合は、被告が釈放されてしまうことがよくあった。
実に3回のうち2回は書類の提出が間に合わず、罪を犯したかもしれない人間をただ、世に放ってしまうという事態が起こっていた。当時は今よりもちろん機材も優秀でなく、コピー機やプリンターの紙詰まりがよく起こった。また、その紙詰まりを直すのも時間がかかり、そのためにいくつもの事件を逃してしまったという。
さて、そんな問題のあるコピー機の調査に派遣されたエンジニアのジョン。彼はすぐにその紙詰まりの原因を見つけ出した。
「ゼロックス機だけに問題があったわけではありませんでした。問題は利用している紙だったんです。彼らはゼロックス純正の紙を使わずに、かなり質の悪い安い紙を利用していたんですよ」
つまり、純正でない質の悪い紙を使用することで、紙詰まりが起こり、犯罪を抑止できなかったというのだ。