入籍前夜、突然の○○ #本当にあった怖い恋愛 (3/3ページ)
「明日から私は独身じゃなくなるのね」なんて、ちょっとしたマリッジブルーを感じながら寝室に向かおうとしたその夜、事件は起きたのです。
(ゴクリ……)
いつもは早く寝る彼が、電気がついていない真っ暗なリビングのソファに座ったまま、とある1点を見つめていたそうな。 待って、怖い。 彼の視線の先にあるのは、明日提出予定の婚約届け。 それって、まさか……。 彼はゆっくりと顔を上げ、A子を見て、こう言ったそうな。「俺たち、結婚をやめて別れよう」と……。 イヤアアアアアアアアアア!!!! 全国の女性たちの悲鳴が聞こえるーーーーーー!!!! 本気で怖いこの連載! 初回からこれは、アラサー女子の心が死ぬ!! ショックを受けたA子は震える声で「どうして?」と聞いたみたいです。そしたら彼、なんて返したと思います? 「好きな人ができた」とか……? 「実は借金があるんだ」とかですかね……? そんな単純な理由じゃないんです。彼が結婚をやめた理由は……「なんとなく」。 ……は? 「なんとなく」。この5文字に、深い意味なんてないんです。ただ彼の気が向かなかっただけのこと。そしてこれからも、その気が変わることはないということ……。 ちょっとその男の名前と住所教えてもらっていいですか?(バキバキ) 彼に罪悪感はなかったのかな……。 A子いわく、悪びれた様子も一切なく、キョトンとした顔をしていたようです。でも実は交際期間から、彼はわりと気まぐれなタイプで、デートの行き先を当日になって理由もなしにいきなり変更したり、ドタキャンしたりすることも多々あったみたい。 あー、もともとそういう気質の人なんですね……。結婚するなら入籍まで気を抜かず、しっかりと相手の一言一行を見極めなきゃいけないですね。 でも、破棄するくらいなら最初からプロポーズしないでほしい! アラサー女子は「結婚」って単語を聞くとすぐに胸が「トゥンク……///」ってなっちゃうから! ゆうこ所長もこの先同じような経験しそう。 リアルにありえそうだからやめて!(泣)本当にあった怖い恋愛・01「入籍前夜、突然の婚約破棄」 恐怖レベル:★★☆☆☆
(文:飯田うま子、イラスト:あべさん)
※登場人物の設定はすべてフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。