ナポレオンの歯ブラシからダーウィンの杖まで、医学に関する珍コレクションがおもしろい、ロンドンのウェルカム・コレクション (1/7ページ)
世界最高峰の博物館「大英博物館(The British Museum)」をはじめとし、大小様々な博物館が無数に存在するロンドン。
2016年の世界でもっとも入場者数の多いミュージアム・トップ20のうち、ロンドンのミュージアム4館がランクインし、ワシントンDCに並びその数で世界トップの座に輝きました。
そんな世界のミュージアムの中心地とも言えるロンドンには、日本人旅行者にまだあまり知られていないユニークなミュージアムが数多く存在します。
イギリス北部へのターミナル駅である「ユーストン(Euston)」ならびに「キングス・クロス(King’s Cross)」駅一帯からテムズ河にかけてのエリアは、「ミュージアム・マイル(Museum Mile)と呼ばれ、大小13の見応えのあるミュージアムがひしめいており、なんとそのうち8館が無料入場。
今回はその中から『医学・薬学に関するものなら何でもあり』のユニークでハイセンスなミュージアム「ウェルカム・コレクション(Wellcome Collection)」をご紹介しましょう。
『ウェルカム』と言っても『ようこそ-Welcome』のウェルカムではなく、ウェルカム・コレクションを運営する「ウェルカム・トラスト(Wellcome Trust)」の設立者である「サー・ヘンリー・ウェルカム(Sir Henry Wellcome)」の名が由来となっています。

ヘンリー・ウェルカムはアメリカ生まれのイギリスの企業家で、大学の友人であったシラス・バロウズとともに製薬会社を創業し大成功した人物。
液体と粉末の薬しかなかった時代に、2人は世界で初めての錠剤薬のひとつである「タブロイド(Tabloid)」を販売し、莫大な富を築きました。