小倉智昭、薬物逮捕された「弟分俳優」が“事件の真相”を独占激白! (2/2ページ)

アサ芸プラス

その間、弁護士を通じてしか外部と連絡が取れず、また、家で飼育していた猫たちがどうなったかも気がかりで…。また、勾留期間が23日を過ぎようとした頃に、実際はあり得ない『勾留の再延長』を脅しの材料に使ってきたこともあって、結局、麻取が作りあげたデッチ上げの供述調書にサインしてしまったのです」

 この事件によって、約7カ月の間、身柄を不当に拘束されたと訴える庄司氏。彼を「クスリ犯罪者」に仕立て上げた黒幕とは──。庄司氏によれば、住んでいたアパートの隣の骨董店に出入りしていた男性向けの夜のサービス業に従事する女性の策略だったと考えると「すべて説明がつく」という。彼女はクスリの常習者だと断言する庄司氏が続ける。

「私にも(薬物を)しきりにすすめてきたんです。もちろん、私はずっと拒絶し続けていました。そのことで逆恨みして、点数稼ぎに走る麻取と結託して私を犯罪者に仕立て上げたとしか考えられません」

 ちなみに、〈庄司氏には不貞相手が5人おり、クスリを使って男女の行為をしていた〉と報じられたことについても「ガセネタをマスコミに流したのも彼女だと思っています」(庄司氏)

 16年10月28日に迎えた初公判で、庄司氏は供述を覆して無罪を主張。その後の5回にわたる公判では、捜査に当たった取締官も証人台に立ったが、庄司氏の無罪を立証する「真相」は明かされず、昨年3月24日に有罪判決が下された。

「結果は残念でしたが、幼稚園の頃からの幼な馴染みで、婚約者でもあるパートナーをはじめ、多くの俳優仲間たちに支えてもらいました。小倉(智昭)さんからも『私は庄司を信じている』とメールをいただいたのも、大きな励みになりました」(庄司氏)

 釈放直後には、それまで住んでいたアパートを追い出され、さらに貯金もなくなり始めていた。一時は警備のアルバイトで食いつなぐこともあったという。現在、そんな彼のもとに舞い込むのが、胴体を一筆で描く「龍神様」の執筆依頼だ。

「最近になってようやく以前と変わらないくらい絵の注文をいただけるようになりました。デタラメな捜査で多くの時間と信用を失ってしまいましたが、今後も冤罪を主張していきたいと思っています」(庄司氏)

 インタビュー中、庄司氏に寄り添う愛猫たちと、じっと見守る婚約者女性の姿が印象的だった。

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