【知られざる世界の常識】日本では考えられない!?ドイツでは有給休暇取得率ほぼ100パーセント & 3週間の長期休暇も当たり前 (2/2ページ)

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筆者自身はフリーランスとして活動しているので有給休暇はありませんが、ドイツの会社で働く日本人の友人から、「有休は取らないとダメ!」と怒られたという話も聞きます。

・ドイツでは病欠は有給から差し引かれない

ドイツ人に「日本の多くの会社では、病気になったときぐらいしか有休を取れない」と言ったら、二重の意味で驚かれるでしょう。

ひとつは、すでに述べたようにドイツでは有休は当然の権利として考えられているので、「労働者の当然の権利が守られないなんて!」という驚きです。そしてもうひとつが、病欠が有給休暇から差し引かれることに対する驚きです。

ドイツでは、病欠日数は有給休暇から差し引かれることはなく、別途最高6週間まで病休が与えられます。

病気やケガで働けなくなった場合、医師に「就労不能証明書」を書いてもらい、それを上司や人事部、健康保険組合などに提出します。

しかも、ドイツでは病状はプライバシー扱いになるため、就労不能証明書には就労不能の理由は記載されません。医師が「就労不能」と判断すれば、ドイツの企業はその判断を受け入れるのです。

実は、日本企業でも病休制度がありますが、実際のところはその制度を知らなかったり、人事上の影響を恐れたりして病欠には有休を充てている人がほとんど。一方ドイツでは「病気になるのは本人のせいではない」という考えに基づき、有休と病欠は厳密に区別されています。

限られたごく短い休暇のなかで、忙しく旅行をしている日本人からみれば、なんとも羨ましい限りのドイツの休暇事情。

「日本人は働くために休み、ドイツ人は休むために働く」ともいいます。日本人がドイツ人並みに堂々と有給休暇を取れる日は来るのでしょうか……

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