古城に世界遺産、本物の中世が息づくルーマニア・トランシルヴァニア地方の魅力 (2/3ページ)
15世紀には各地から商人が集まる商業の拠点となり、19世紀にはこの地方の中心地になりました。
エレガントな風景と、どこかほっとするようなノスタルジックな風景が混在するシビウは、歩くだけで心癒される町です。
・ブラショフ

トゥンパ山とポスタヴァルル山のふもとに開けた古都ブラショフ。12世紀にドイツ商人によって築かれた町は、今もドイツの香りを感じさせます。
ブラショフのランドマークといえば、町の中心にそびえるトランシルヴァニア最大の後期ゴシック教会「黒の教会」。石造りの堂々たる外観が、ブラショフの町にどっしりとした重厚感を加えています。
町なかにある「白い塔」や、トゥンパ山の展望台からは、カルパチア山脈のすそ野に赤茶色の屋根が連なるブラショフの絶景が楽しめます。
・シギショアラ

時間が止まったかのようなトランシルヴァニア地方にあって、ひときわ中世の雰囲気を色濃く残している町がシギショアラ。
高台に城塞都市として築かれただけあって、中世の町並みがほとんどそのままに保存された旧市街は、「シギショアラ歴史地区」としてまるごと世界遺産に登録されています。
14世紀に建設されたランドマークである時計塔をくぐれば、そこは石畳の道にカラフルな建物が並ぶメルヘンの世界。ヨーロッパに「中世の町」と呼ばれる町は数あれど、シギショアラほど「タイムスリップ」という言葉が似合う町はそれほど多くはありません。