てこの原理を進化させ半分の力で開くダブルクリップ『エアかる』に、地味進化大賞を贈呈したい (2/3ページ)

おためし新商品ナビ


長くなったレバー部分

とはいえ、ルックスはさほど変わっていない。レバー部分が長いこと以外は、注意しないと気がつかない。しかしよくよく見れば、黒い本体部分が複雑な形状に。レバーを浮かすように凸型に変形しているのだ。これが実は今回のキモ。
この出っ張りがポイント

従来品は鉄製本体の角を利用して、そこを支点に力を加えて開けていた。しかし『エアかる』は凸部にレバーが引っかかるようにできており、作用点への距離が近くなっているのだ。さらにレバーを長くすることによって、力点も遠ざけることができ、てこの原理を最大化させるというわけだ。

(プラス株式会社ホームページより)

言葉で説明するとややこしいが、実際に使ってみると本当に軽い。さすがに空気のようだとは言わないが、男性なら小指でも開けられるくらいの力でOK。確かに従来の半分の力で開くというのは嘘ではない。ちなみにこの構造はプラスオリジナルの新機構で、現在特許出願中。
同じ力で開こうとすると、左の『エアかる』が圧倒的に楽

■開くのはらくらくだけれど、閉じる力は従来通りがっちり!
またレバー部分も指にあたる部分がRをつけずにまっすぐになっているので食い込みにくいし、滑りにくい。とてもとても地味な進化だけれど、使ってみるととても便利。
「てこの原理を進化させ半分の力で開くダブルクリップ『エアかる』に、地味進化大賞を贈呈したい」のページです。デイリーニュースオンラインは、書類保存力がいらないダブルクリップらくらくてこの原理カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る