囚人が囚人を始末!?江戸時代、伝馬町牢屋敷の牢獄内が怖すぎる (3/3ページ)
始末の対象としては、牢内の規律を乱す者や、外部からの差し入れが少ない者、はてまたはいびきがうるさいなど、ささいでも共同生活に不都合な事をもたらす者から始末されました。
時の鐘は死刑執行の合図この伝馬町牢屋敷の西大獄内の詳細な描写がある歌舞伎の演目「四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)」では、ゴーンゴーンという鐘の音を合図に死刑囚の刑が執行され、幕切れとなります。これは事実に基づいた描写であり、実際に処刑日には日本橋本石町の時の鐘が鳴り終わると、死刑が執行されました。その日には、本石町の鐘の当番は鐘を鳴らす時間を少しでも引き延ばし、僅かな情をかけてやったと言います。
参考文献: 三好一光「江戸風俗語辞典」青蛙房 アイキャッチ画像: 国立公文所館蔵「鑑定徳川律法」より 大獄内の様子日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan