天才テリー伊藤対談「橋幸夫」(3)テリーさんが期待する恋愛はないよ (1/2ページ)
テリー じゃあ、お姉さんがいなくなった時からが、橋さんの本領発揮だ。
橋 アハハハ、まぁ、そうかもしれない。
テリー その頃は、どういう女性と遊ぶんですか?
橋 やっぱり芸妓さんとか水商売の女性の方になりますよね。
テリー 歌手仲間との恋愛はなかったんですか?
橋 いやァ、僕はなかったですけど、当時はそういう機会が多かったのは確かです。だって大阪なんかへ行くのにも寝台車を使っている時代で、歌い手仲間は仲のいい娘と同じ並びの寝台を選んで楽しんでいたりしましたからね。
テリー ク~ッ、まさに青春じゃないですか、うらやましい。橋さんも楽しめばいいのに。
橋 そうもいかなかったんですよ。当時、「平凡」や「明星」みたいな雑誌の番記者が、僕にベッタリ朝から晩まで張り付いていたから。
テリー ありゃ、それは残念ですね。そういえば、橋さん、確か美空ひばりさんと仲がよかったですよね。
橋 あぁ、お嬢は当時京都に住んでいて、僕が映画の撮影で京都へ行くようになって、家までご挨拶に行ったのが最初のおつきあいなんですよ。その後も雑誌の対談なんかでも会ったりしていましたね。
テリー ズバリ、口説かれたりしなかったんですか?
橋 ないですよ。マネージャーだったお嬢のママには「お嬢が寂しがっているから、相手をしてあげて」って口説かれたりしましたけど、結果としては姉弟みたいな関係でしたね。
テリー ということは、橋さんがその気になれば、2人はカップルになっていたかもしれない?
橋 うーん、可能性はあったかもしれませんね。