縦読みすると...最愛の犬を亡くし、失意のどん底にいた先生に贈られた生徒からの心温まる手紙(スコットランド)

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縦読みすると...最愛の犬を亡くし、失意のどん底にいた先生に贈られた生徒からの心温まる手紙(スコットランド)
縦読みすると...最愛の犬を亡くし、失意のどん底にいた先生に贈られた生徒からの心温まる手紙(スコットランド)


 教師であるジェンマ・ダンさんは、スコットランドのグラスゴーにある小学校で、5年生(日本での4年生にあたる)のクラスを教えている。

 2月19日の月曜日、ダンさんは悲しみから立ち直れていなかった。ダンさんは最愛の犬、チャーリーがいた。生後18ヶ月だったが、治療不可能な腫瘍を患っていた。

 すでに酸素マスクなしでは生きられなくない状態となっていた。その痛みは壮絶なものである。病院側から安楽死の提案をしぶしぶ受けいれ、土曜日に、チャーリーを安楽死させていたのである。

 しかし、悲しみに打ちひしがれてはいても、教師としては務めを果たさねばならない。ダンさんは重い心を抱えて学校へ向かった。

・悲しみを抱えながらの授業

 「生徒たちは少し動揺しているように見えました。私が動揺しているのが明らかだったからでしょう」とダンさんはその日のことを振り返る。「生徒たちに(チャーリーが亡くなったことを)言わなければならないと思いました」

 生徒はみなチャーリーを知っていた。ダンさんは、よくクラスでチャーリーのことを話し、写真やビデオを見せていたのだ。

lucie ??さん(@lucie.dunne)がシェアした投稿 - 12月 26, 2017 at 11:01午前 PST


・生徒からの手紙

 そしてその日、生徒の一人、9歳になる男の子のカラムくんが、ダンさんにこんな手紙を渡したのである。

 2つに折りたたんであった手紙の表にはこう書いてある。

address
ダン先生へ
気にさわったり、もっと悲しくさせちゃったらごめんなさい。
image credit: luciedunne/Twitter

 手紙を開くと、そこにはこんな詩が書いてあった。

poem
ダン先生へ

犬のこと、とても悲しいです。おくやみもうしあげます。
僕が思うに、先生の犬はきっと、こんな犬だっただろうと思います。

Cheeky :先生の犬はすごくやんちゃ。うん、ぜったいそう。
Happy:先生の犬はいつも幸せ。うん、ぜったいそう。
A dorable:先生の犬はとてもかわいい。うん、ぜったいそう。
Relative:先生と心が通じ合ってた。うん、ぜったいそう。
Lucky: すごくラッキーだった。うん、ぜったいそう。
Incredible:信じられないほどすてきな犬。うん、ぜったいそう。
Energetic:いつも元気いっぱい。うん、ぜったいそう。

だけど、何よりも言いたいのは、先生の犬は特別な犬で、今はとてもいい場所にいて、先生を見守っているということです。
image credit: luciedunne/Twitter

 文の大文字の部分を縦読みすると "CHARLIE" と書いてある。
 そう、犬の名前になっているのだ。。

sweets
ここにあまいものがあるといいんですけど。でもここは教室だから。
 ↓ (あまいもの)
[甘いお菓子の絵]
チャーリーはすばらしい犬でした。
image credit: luciedunne/Twitter

 悲しいときには、甘いものを食べれば少しは癒されるかもしれない。でもここは学校だから。その代わりに絵を描いたのだ。

 その日を乗り切ることに精一杯だったダンさん。家に帰って、この手紙を家族に向かって読み上げているときに、初めて涙がこみ上げてきたという。



・ツイッターでの返歌

 娘のルーシーさんがツイッターにこの手紙を載せたところ、ネット上で広まり、多くの人の目にふれることになった。

 その中の一人は、カラム(Callum)くんに敬意を表して、同じ形式の返歌をしている。


C Compassionate 思いやりに満ちた
A adorable かわいい
L lovely 愛すべき
L little 小さな
U unbelievable 信じられないほどすてきな
M man ひと

 他にも、カラムくんへの賞賛とダンさんへの同情の返信が多数寄せられた。

lucie ??さん(@lucie.dunne)がシェアした投稿 - 8月 17, 2017 at 2:31午後 PDT


・思いやりの行動を学んだクラス

 火曜日には自分を取り戻したダンさんは、カラムくんに「(手紙を)書いてくれたのは本当に美しいことでしたよ」と伝えたという。また、クラスでも手紙について話し、どれほど思いやりにあふれた、人々が周りの人に対してとるべき行動であったかを、生徒たちみなで話し合った。

 注目の的になったカラムくんは、少しばかり照れていたそうだ。

lucie ??さん(@lucie.dunne)がシェアした投稿 - 1月 20, 2018 at 10:46午前 PST


 こういった話になると「安楽死」に関しての議論がコメントに上がるが、キリスト教文化の根付いた欧米と日本では考え方が違うので、詳しくは以下の記事を参考にしてほしい。また、今回の記事は安楽死を議論するためのものではなく、愛犬を亡くした先生を思いやる生徒の気持ちを伝えたものだ。

関連記事:愛するペットを失った人を慰めるマンガが定期的に拡散され大反響 : カラパイア

References:TODAY / Unleashed / Mirror / Distractify など / written by K.Y.K. / edited by parumo
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