憧れのオープンカー、マツダ・ユーノスロードスターってどんなクルマ?トヨタ・MR-Sと比較してみる (3/3ページ)
この2車種はオープン2シーターのライトウェイトスポーツという大きな共通点を持ちながらも、その設計思想は大きく異なるのです。その違いを別の言葉で表現するとロードスターは実用性も考慮した格好良くオシャレなスポーツカー、MR-Sは実用性を度外視した機能美をもったマニアックなスポーツカーと言えるでしょう。
マツダ・ロードスターとトヨタ・MR-Sのスペックの比較注)数値は初代シリーズにおける代表値
マツダ・ロードスター トヨタ・MR-S 排気量 1,600~1,800cc 1,800cc 最高出力 120-130ps/6,500rpm 140ps/6,400rpm 最大トルク 14.0kgf・m/5,500rpm 17.4kgf・m/4,400rpm 車重 940kg - 950kg(AT車980kg) 970 - 1,020kg エンジンレイアウト フロントミッドシップ ミッドシップ 変速機 4速AT/5速MT 5速(マイナーチェンジ以降は6速) 動力性能 直列4気筒DOHC16バルブ 直列4気筒DOHC16バルブこれからの比較から分かるように、この2車種は基本的に類似したスペックをもっています。
この類似に対して相違点としては、ユーノスロードスターはフロントミッドシップを採用することで走りと実用性を両立させ、MR-Sはミッドシップを採用することにより実用性を犠牲にしながらも走りに徹している点と言えます。
■ユーノスロードスターの後継車は?今回ご紹介した車種は初代における仕様を基準に解説をしてきました。そこで、最後にユーノスロードスターのその後について書き添えておきたいと思います。
まずは、ロードスターですが、初代ユーノスロードスターから第3世代ロードスターまでボディー、排気量ともにスケールアップの方向に変化して来ました。しかし、第4世代においてはボディー、排気量ともにスケールダウンし、原点回帰とも言える小型化を遂げています。
初代ロードスター:1989-1998、1,600cc、直列4気筒DOHC16バルブ、マイナーチェンジで1,800ccへ 第2世代ロードスター:1998-2005、1800cc、1,600ccの復活。リトラクタブル廃止 第3世代ロードスター:2005-2015、1,140kg、2,000ccのみ3ナンバーに 第4世代ロードスター:2015- 、990kg、排気量1,496cc、全幅以外は縮小傾向。原点回帰の小型化
今やマツダの伝統となったユーノスロードスター。その魅力は今でも失われず、現在での後継車両に受け継がれていると言えるでしょう。