プロ野球、知られざる「イチオシ新戦力」たち (2/2ページ)

日刊大衆

ロングティーでも距離が出ていたし、スイングが速くて力強い。もっと見たい”と大絶賛。打力を買われた側面が強いので、野手に転向する可能性も高い」(巨人担当記者)

 一部では、“巨人のルーキーの中で一番早く一軍に定着する選手になる”との声も聞こえてくる。

■ドラフト2位で楽天に入団した内田靖人  捕手から野手へ転向した選手といえば、13年のドラフト2位で楽天に入団した内田靖人が今季ブレイク必至だという。「楽天キャンプの対外練習試合6ゲームで、ホームラン3本を放って猛アピール。狙い球を昨年より絞ったことが好結果を生んでいるようです。梨田監督も“もともと長打を打てる能力を持っているけど、だいぶ成長している”と好感触ですよ」(楽天担当記者)

 高校時代は森友哉(西武)、若月健矢(オリックス)とともに“捕手三羽烏”と騒がれた内田。プロ入り後は、やや遅れを取っていたが、昨季はイースタンで本塁打、打点の二冠を獲得するなどメキメキ頭角を現し、一軍定着も夢ではない。

■ピッチャーで注目選手は!?  一方、投手では、キャンプの冒頭から巨人の斎藤投手コーチが「強化選手の一番手」に挙げていた中川皓太。オープン戦の第一戦に先発起用され、「今年は来る」と、もっぱら。「15年のドラフト7位ながら、ここにきてグンと成長。183センチの長身と長いリーチから、150キロの直球を投げ込む豪快さが魅力です。先発不足が課題の巨人で、中川がローテーションに入れれば、チーム力アップは間違いない」(前出のデスク)

 広島に戻れば、一昨年の甲子園で“高校BIG4”の一人、16年ドラ2の左腕・高橋昂也に期待が集まる。「高卒選手はじっくり育てるのが広島の特徴ですが、左投手が手薄なため、一軍キャンプのメンバー入り。潜在能力の高い選手だけに、このまま一軍に定着もある」(前出の担当記者)

 同様に、野上、牧田と主力投手を次々と失った西武でも、その穴を埋める若手に期待が集まっている。「筆頭はドラ1で獲得した齊藤大将ですが、密かに注目されているのが、ドラフト3位の伊藤翔。とにかく直球の切れ味が鋭い。伊藤のほうがイチオシだという首脳陣もいます」(担当記者)

 知られざる新戦力が、ペナントの行方を決める!?

「プロ野球、知られざる「イチオシ新戦力」たち」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧