【特別インタビュー】思春期は”精神構造的”にスマホが必要!?尾木ママが語る!スマホ教育に必要な「正しい知識」と「考え方」 (2/3ページ)

バリュープレス

SNSに関する問題やいじめなどの世の中でも重要視されているような問題について、また、思春期の子どもが成長する上で重要な”ひとりになる時間”が失われつつあることへの危機感などのマイナス面から、実は思春期の精神構造上スマホは必要であるといった意外な事実まで、スマホが子どもに与える影響について尾木先生の専門家としての見解を学びます。

 使い方次第では、子どもを成長させてくれる便利なツールにもなり得るスマホ。今回のインタビューから、教育現場でのスマホの活用事例や、子どもの能力向上に繋がる事例、子どもとスマホのより良い関係性を気付くためのヒントを得ることができました。周りの大人が適切にサポートし安全に活用することができれば、スマホはこれからなくてはならない大切なツールになると述べる尾木先生。「スマホは悪影響」などと決めつけがちですが、メリットや適切な使い方を理解することが大切です。


後編:大人も子どももテクノロジーを使いこなす時代へ!

 後編では、前編で取り上げた問題をふまえ、今後ますます増えていく子どものスマホ利用について、参考になる取り組みや、親子で上手に利用する為のヒントなどをより具体的にお話しいただきました。

 子どもにスマホを持たせる際多くの心配事がありますが、今ではそんな心配事を様々なサービスやアプリが解決してくれます。しかし、そんな便利なサービスやアプリを活用できている方は意外にも少ないのではないでしょうか。実際にどんどん新しいものを取り入れて使いこなせる今どきの子どもたちに比べ、遅れているのは実は大人たちであると尾木先生は指摘しています。子供向けはもちろん、大人向けにも通信事業者が主催する講習会などがあり、依頼をすれば講師を派遣してもらえる例もあります。子ども達に取り残されないよう、大人もしっかりとリサーチや勉強をしなければなりません。

 さらに、急速にIT化が進み世界各国のIT教育のレベルが上っている中で、教育面において日本は遅れを取っているという意見も。インタビューから、子どもたちの問題だけでなく親が進んで学ぶことの大切さに気付かされます。

子どもが上手にスマホと付き合う為には、親と子が一緒になってスマホについて勉強をすることが重要です。

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