火災で損傷したパソコン、HDDのデータ復旧をお手伝い。豊富な復旧実績と取り扱いのヒントを公開 (3/6ページ)
火災時に熱(温度)以外に障害の原因となるのが水です。消火の際に使用される水が、HDDに水没障害をもたらします。仮に水没を免れても、極度な温度変化がHDDの筺体を変形させてしまう事例もありました。また、熱による変形で密封状態でなくなり、水がHDD内に浸水することによる障害もあります。そのような水没障害は外観からは判断がつきにくいため、データ損失が進まないように、使用前に洗浄しなければなりません。
【復旧実績】
以上のように媒体の損傷にもさまざまな種類があり、被害の状況が異なるため、依頼があればすぐに調査を行い、状況を確認して適切な処置を施します。以下、実際にデータを復旧させた例です。
<実績例1>水没したHDDのデータ復旧
媒体:内蔵 2.5" HDD 120GB FUJITSU MHW2120BH、OS:Windows
障害内容:浸水被害により泥水に浸かってしまった。浸水腐食。ハードディスク内部にまで浸水しており、全く動作しない状態。
結果:HDD内部まで殺菌、完全清掃、全部品の取替え処置。データエリアのイメージ99%取得に成功。取得したイメージデータを解析し、ファイル構造情報の損傷に対して修復処置を実施。復旧容量:15GB 復旧ファイル数:5万7,216 復旧率:99%
<実績例2>火災被害にあったHDDのデータ復旧
媒体:内蔵 2.5" HDD 250GB WESTERN DIGITAL WD2500BEVS、OS:Windows
障害内容:テナントビルの火災にて事務所のパソコンが炎上、消火活動時に水を被った。他社作業済みドライブ故障(ヘッド系)。火災損傷。
結果:火災時の熱で外装が溶解、かつ水を被っているので慎重に開封。部品洗浄、ヘッド交換を実施し、イメージ読み取り。修復処置を実施し、100%のデータ回収に成功した。