サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「エポカドーロが混戦を制す」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 この中間も順調そのもので、1週前の追い切りも軽快かつリズミカル。動きのよさに藤原英調教師をはじめ、厩舎スタッフは「前走以上」と口をそろえるほどだ。

 名繁殖牝馬ラヴオイルにさかのぼる欧州屈指の名門(短距離王で英チャンピオンサイヤーのホイッスラーなどが一族)の出。母ダイワパッションは重賞勝ち馬(GIIフィリーズレビューなど)で、今後の活躍も見込める逸材と言ってよく、晴雨にかかわらず大きく狙ってみたい。

 連下の穴はパールドバイルッジェーロだ。前者は未勝利を勝ち上がったばかりだが、一戦ごとに大きく良化し、この中間も順調そのもの。近親にオークス馬レディパステルがいる良血。要注意だ。

 後者は、実績からダート馬のイメージを受けやすいが、血統からは芝馬。こちらも使われつつたくましくなっており、軽視は禁物だ。

 阪神大賞典は、レインボーラインに期待する。

 前走の有馬記念は8着に敗れたが、キタサンブラックが逃げ切ったもので、流れが向かなかった。それでもコンマ7秒差と大きく負けたわけではなく、レース後は放牧でリフレッシュされ、ここ目標にしっかり乗り込まれてきた。

 仕上がり早のタイプで、久々でも不安はない。GIではちょい足りないが、得意な阪神での競馬。勝ち負けになっていい。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「エポカドーロが混戦を制す」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 3/22号エポカドーロレインボーライン水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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