涙をチカラに!ネパールの人身売買被害者やHIV/AIDS女性と子供のシェルター完成まで、あと一歩。NPO法人ルンタプロジェクトがクラウドファンディングを開始。 (2/3ページ)
彼女も救出された時すでにHIVに感染していました。仲間とともに会を立ち上げ、「涙を力に!」をモットーに、社会の偏見と差別と闘いながら、多くの患者を救ってきました。
ネパールはアジア最貧国であり、今でもカースト制度の悪しき風習が残るため、人身売買の被害者やHIV/AIDS 患者への社会的差別や偏見が根強く、保護されるどころか虐待されることさえあります。傷ついたまま社会に戻すのではなく、生きる希望と手段を見つけるまで寄り添って生活することで、安心して「ルンタ・ナーサリー」から自立への道を進むことができるでしょう。
2017年より女性7 人と子供14 人が暮らせる「ルンタ・ナーサリー」のA棟、B棟の建設を進めています。2018年3月現在、青い屋根のA棟(宿泊棟)は建築確認の申請中で、近日着工の予定です。そして竹と泥を使って建設中のB棟(作業所)は、すでに建設が始まり2018年4月には完成予定です。
これまでに建設用地500m² の取得と、周辺の丘に広がる農地 5,000 m²の借入れ費用の合計500万円を投資し、そのほかA棟の建設費の半額に当たる300万円、B棟の建設費の一部の50万円を投じて建設を進めてきました。しかし震災後の資材価格や土地価格の上昇もあり、A棟とB棟の完成のためにはさらに300万円が必要です。設計は、建築士でもある中原一博自らが行い、村の働き手を雇うことにより、予算を最小限に抑えていますが、それでも完成までさらに多くの支援が必要です。施設の完成は2018年7月末を予定しています。
施設の完成後は、園芸を中心に農業と手工芸品の製作・販売により、完全な自立を目指します。 植物療法をとり入れ、花と緑に囲まれた癒される環境をつくります。自立のための農業・園芸の分野では、多肉植物、ラン、イチゴやドラゴンフルーツなどのフルーツ類を栽培し広げることで、開発余地の大きいネパールの園芸産業に寄与することでしょう。環境に合った効率の良い新たな換金作物の導入も計画しています。
また織物、草木染めなどの手工芸品を作る技術を習得させ、女性の社会進出のために、ネパール語、英語、数学などの学ぶ場もつくります。