親は子どもに平等ではない。末っ子を一番かわいがる。祖父母は長子をかわいがる傾向があることが明らかに(米研究) (2/4ページ)

カラパイア



 だが、より学術的な別の研究でも、両親が兄弟間で選り好みをしていることを示唆している。例えば、父親の70%、母親の74%が育児でひいきをしたことがあると認めている。


・末っ子本人は一番愛されてると考えていない

 ところが末っ子本人は常に一番愛されているとは感じていない。

 2005年の研究によれば、長子は両親に気に入られていると感じ、末っ子は親が長子ばかり気にかけていると感じている傾向がある。

 また2017年のvia%3Dihub" target="_blank" title=""研究では、末っ子が兄弟間にえこひいきがあると感じた際に、彼らの人間関係は兄弟よりも両親との間で大きな影響が出ると感じている。


 自分が気に入られている、あるいは別の兄弟が気に入られていると感じたからといって、兄弟との仲はそれほどは影響を受けないようだ。

iStock-929043418_e


・あからさまなえこひいきは子供の人格形成に大きな影響を与える

 しかしこの研究を行なった米ブリガムヤング大学のアレックス・ジェンセン教授は、こうしたえこひいきが兄弟の仲に影響を与えるかどうかは、それが示される程度によると述べている。
「親は子どもに平等ではない。末っ子を一番かわいがる。祖父母は長子をかわいがる傾向があることが明らかに(米研究)」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る