三遊亭好楽VS林家正蔵「襲名トラブル」で遺恨再燃(1)「三遊亭に行かれたんだし…」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

その内容も三遊亭から林家に亭号を変えて真打になるということで、それを目にした香葉子さんが仰天。襲名について初めて知り、『どういうことですか?』とクレームを入れたそうなのです」

 2月に入り好楽が海老名家に出向き、3時間かけて説得するも了承を得ることができず、スポーツ紙上で襲名断念を発表したというのが、コトの真相のようなのだ。

「林家側の対応は一貫して厳しい姿勢だった。正蔵も『三遊亭に行かれたんだしその一門で林家はおかしいでしょう。(落語)協会を出ていった方ですし、落語界で悪しき前例を作るのはよくない』と“先輩”の好楽に対しても厳しい言葉を放ったと言います」(前出・寄席関係者)

 人気落語家の名跡は一門の了承を得るのが慣例。好楽は先代の正蔵の遺族や、兄弟子であり「笑点」で共演している林家木久扇(80)にも相談。了解を取り付けたことで襲名発表にこぎつけたのだが、足元で思わぬ“虎の尾”を踏んでしまったのだ。さる落語家が言う。

「林家で言えば、そのトップは香葉子さん。何か林家で決め事があれば、おかみさんが、一門の真打を呼んで意思統一するのが、林家の掟です。いわばこの騒動も香葉子さんの一存で決まったこと。正蔵師匠は当初はあまり襲名に反対ではなかったようですが、香葉子さんの意向をくんで一門として発言したようです」

「三遊亭好楽VS林家正蔵「襲名トラブル」で遺恨再燃(1)「三遊亭に行かれたんだし…」」のページです。デイリーニュースオンラインは、海老名香葉子週刊アサヒ芸能 2018年 3/22号三遊亭好楽林家正蔵落語家エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る