貴乃花親方を操る「オカルト教祖」の正体(3)「貴乃花もわかっとるから」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

「(協会の)親方連中は俺が『言うこと聞け』言うたら聞きよるけども、そんなこと言うてもややこしなるだけや。協会寄りの立場でないと部屋の経営にも差し障るしな。貴乃花もわかっとるから、俺に『味方するよう言うてくれ』とは言わん。大相撲の発展のためには改革をしないといけないと、前からずっと言うとったからね、それだけですよ。雇用問題にしても福利厚生にしても、小中学校に土俵を作って相撲する子供を増やしたりも、協会は公益法人なんやからできるはずでしょ。でも言うだけで何にも実現させんで『何しとんねん』いう話や。今回のことで(貴乃花親方は)協会に“蟻の一穴”を開けたんやから、改革の火を消したらいかんよ。ただのスポーツ協会の運営と違って国技やから。全て神事ですよ。公明正大な解決をして、協会も正しい方向に動かなあかん」

 まくしたてる辻本氏のアツい口ぶりからは、平成の大横綱に対する情愛がひしひしと伝わってくるが、

「この宗教団体が個人からどれだけのお布施を集めているかはわかりませんが、子供や孫が難病にかかって、わらにもすがる思いで宗教に何千万円という大金をつぎ込んだり、借金をしてまでお布施をする被害者を私は見てきました。サイトに『貴乃花部屋宿舎情報』というコーナーが設けられている時点で、親方が宣伝に利用されているのは明らか。大横綱の実績を信頼して、この宗教に興味を覚えた人が、宗教被害者になる可能性があることを少しは考慮すべきではないでしょうか」(藤倉氏)

 はたして貴乃花親方の一人相撲に「待った」をかけるのは──。

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