これが坂の町・長崎のバリアフリー! 未来感ある「斜面移送システム」とは? (2/3ページ)

続く坂道(同上)
市のホームページ上にある説明によると、電話ボックス形リフトは、「斜面移送システム」とされ、2002~04年にかけて市道の階段部分に3か所設置された。水鳥号のほかに、「てんじんくん」「さくら号」があり、全長は50~60メートルぐらいだ。レールから吊り下げる「懸垂型」のリフト車両で、乗車の定員は2人になっている。ただ、1分で15メートルしか進まないため、健康な人が歩くより遅いようだ。

てんじんくん(写真は、長崎市土木建設課提供)

さくら号(同上)
市内では、市街地の7割が斜面になっており、道路の幅も1~2メートルほどと狭い。また、家が密集しているため車道の整備が進まず、市が民間企業と共同で、高齢者らのための移動手段としてシステムを開発したとしている。
体力のある高齢者は利用しない傾向も斜面移送システムについて、市の土木建設課は3月23日、Jタウンネットの取材に対し、原則として65歳の高齢者に申請・登録してもらってカードを作っていると説明した。妊婦や足が悪い人、障害者は、年齢に関係なくカードを発行しているという。