サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ペルシアンナイトの変わり身期待」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

れっきとしたGI馬で、有力馬でないはずはなく、評価が低いという点については当然、異論はあると思う。

 が、どうだろう。このところの成績を見ると1600メートル~1800メートルがベストという見方が定まりつつあるのではないか。そうしたことで前記した馬たちに比べると、人気にはならないように思えるのだ。

 それでもこの馬は、一戦ごとに地力強化されてきており、2000メートルでも十分力を発揮してくれると期待できる。

 実際、皐月賞でクビ差2着なのだから距離の不安うんぬんは見当違いだと笑われるかもしれないが、いずれにせよ、狙ってみる価値は十分にある。

 今期初戦となった前走の中山記念は5着に敗れたが、3カ月ぶりの実戦だったことを思えば悲観することはまったくない。比較的緩い流れで前を行く馬同士で決着したレースだったが、勝ったウインブライトにコンマ3秒差だったのだから、使われての変わり身は大いに期待できるというものだ。実際、1週前の稽古の動きは軽快そのもの。大きく良化していることは確かだ。

 近親にゴールドアリュール(フェブラリーSほかGI4勝)など活躍馬が多くいる良血。阪神コースも1戦1勝と相性がよく、大きく狙ってみたい。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ペルシアンナイトの変わり身期待」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 4/5号ペルシアンナイト大阪杯水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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