サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「レッドレグナントが逃げ切る」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 レースでは前々走と同様、逃げの手で積極策に出たが、最後は息切れしてハーレムラインの2着。5カ月半ぶりの実戦で、馬体に余裕があって重め残りの状態だったのだから、やむをえまい。しかし、それでも勝ち馬とはコンマ2秒差の競馬。能力の高さは、かなりのものと言っていいだろう。

 この中間は一度使われたことで馬体も締まって実にいい雰囲気。稽古の動きはリズミカルで素軽く、大幅な良化は明らかだ。1週前の追い切りも軽快そのものだった。

「使われつつ地力は強化されてきた。この分ならば、かなりいい状態で臨めそうだ」

 こう胸を張って言い切るのは大竹調教師。ならば、相手が一気に強くなる本番でも期待していいのではないか。

 この馬も注目のロードカナロア産駒で、血統(母系)が、またいい。祖母はGI南部杯など9勝したゴールドティアラで、チーフホンチョ(GIブルックリンH)、名種牡馬ジェネラルアセンブリー(GIトラヴァーズS、GIホープフルS)、ヴェルサイユトリーティ(アラバマSほかGI3勝)など、近親、一族に活躍馬がズラリといる良血なのだ。

 再びM・デムーロ騎手とコンビを組むのも魅力だが、恐らくこの馬が主導権を奪うはず。他馬が牽制し合う中、一気の逃げ切りも十分あり、良馬場条件に大きく狙ってみたい。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「レッドレグナントが逃げ切る」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 4/12号レッドレグナント桜花賞水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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