野村克也×江本孟紀「2018プロ野球開幕“ど真ん中大放談”」(7)江本は私の恩師なんですよ (2/3ページ)

アサ芸プラス

江本 また心にもないことを(笑)。

野村 私の恩師なんですよ。

江本 いやいやいや、何をおっしゃる。

野村 私の監督人生における「三悪人」。江本に、江夏豊、門田博光。南海ホークスで初めて監督をやった時にこの3人に鍛えられました。だからそのあと何球団か監督やったんだけれども、常にこの3人が頭にあるから屁でもない。

江本 ははははは。

野村 あいつらに比べたらなまやさしいもんだと。とにかく3人とも「右向け」っていうと左向くからね。やっぱり、苦しめられるっていうのも悪いことじゃない。私も35歳で若かったから経験もないしね。

江本 でも僕は、鶴岡監督時代の南海ホークスの初代三悪人は、野村、広瀬叔功、杉浦忠やと聞いてますよ。俺らは二代目ですから(笑)。

──それでは最後に、現在の球界にひと言物申していただけますか。

野村 とうとうキャッチャー受難の時代が来ましたよ。少年野球でもやりたがる子がいないし、キャッチャーに重点を置く監督もいない。

江本 それはそうですね。どの球団もキャッチャーを固定できていないですから。思うに、マスコミがキャッチャーに甘すぎるのもよくない。去年のWBC後の小林がそうだけど、持ち上げられた末にちょっと成績が悪いと、勝手に悩んでダメになったでしょ? 1、2試合リードがよかったからってホメてたらキリがないですよ。最近の捕手はバッティングもよくないしね。去年、規定打席に到達したのは、小林とヤクルトの中村だけ。「打つ捕手」の最後は古田くらいかな?

──近年では巨人の阿部でしょうか。

江本 ああ、おったか。でも、阿部は内野手みたいなもんだから(笑)。

野村 阿部は性格的にキャッチャー向きじゃないね。

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