フューネラルビジネスとテクノロジーの融合 Funologyの具体例を紹介 (2/2ページ)

心に残る家族葬

このエンディング産業展では、仏壇業者、花屋、寺院、ブライダル、石材、IT、流通業界等が参入しており、新しいモデルの葬儀を認知させるだけではなく、客に宣伝をする場でもある。というのも、この先、高齢者は増える一方であり、さらに晩婚化、少子化も相まって、人口は一層減り続ける。

国立社会保障・人口問題研究所によると、2040年にはそのピークが到来し、年間死亡者数が約167万人と予測されているのである。エンディング産業展は、このすぐ先に到来する葬儀ラッシュに向け、各種幅広いモデルの葬儀を人々に掲示するということも目的にしているのだ。

■テクノロジーによって人の死に対する考え方も変わる?

元来日本人は、人の死を穢れを呼び込むものとして畏れ、塩をまき、日常とは切り離されたものとして扱ってきたが、今となっては終活という言葉も浸透してきた。死に対する意識は変わり、より現代的に効率化、単純化される。とは言っても、昔からの風習や宗教的な段取りは、急には変われない。スマートフォンで墓参りなど罰当たりだと考える世代は多いだろう。しかし、もはや昔からのやり方を大切にする世代と実際に葬儀を主催するであろう世代は一致しない。

故人の思いを尊重するのはとても大事なことではあるものの、葬儀を執り行うのは残された人であり、彼らの都合も大いに尊重されるべきであろう。大切な人がいなくなったと同時に、金銭的な問題、葬儀に関する知識の不足、宗教的な都合で頭を悩ますのは辛いものである。

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