歌舞伎役者の市川海老蔵（40）が長男の堀越勧玄くん（5）とともに千葉・成田山の開基1080年を記念したお練りに参加したことを自身のブログで明かした。

　子宝に恵まれなかった初代市川團十郎が成田山の当時の本堂である薬師堂で子授けを祈願したところ、待望の長男を授かったことや『成田不動明王山』をテーマにした舞台を上演したところ大ヒットしたことから、屋号を「成田屋」にした市川宗家。以来、今日まで成田山と市川宗家の関わりは深いと言われている。

　そんな中、今年は成田山開基からの記念の年ということで、現在市川宗家の家督を継いでいる海老蔵が新勝寺に奉祝参拝し、表参道を練り歩く「お練り」を行った。海老蔵はブログで勧玄くんとともに参加することを明かし、当日は京成電鉄「成田屋号」にも乗車。喜ぶ勧玄くんの様子などもつづっていた。

　また、当日はお練りが終わったあとの挨拶で海老蔵からマイクを渡された勧玄くんが「歌舞伎の道に進みたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします」と立派に挨拶をしたことが報じられた。

　この宣言にファンの喜びもひとしおで、ブログには、「勧玄君、ご立派でしたね！」「歌舞伎役者になるってちゃんと考えていたんですね！応援しています」「勧玄くんのご挨拶立派でした。 歌舞伎の道に進みたい 思わずうるっとしてしまいました」といった感動や喜びの声が多く集まっていた。