敵が巣に侵入すると自爆して毒を散乱する新種のアリが発見される その名も「自爆アリ」 (2/2ページ)
通常アリたちも顎の後ろに化学物質を分泌する器官があるが、この自爆アリは、この器官が大きく発達しており、そこで出る分泌物が体のほとんどを占めている。
研究者は、このような行動をとるアリに「コロブピス・エクスプローデンス」(Colobpis explodens)という学名を付けた。
爆発アリは1916年に初めて文献に記録され始め、1935年以来、見つからなかった。いくつかのシロアリも爆発力を備えているが、巣から遠く離れたところで一対一の状況の場合にのみ爆発するので、これらのアリとは異なっている。