秋元康氏の「冷徹」「恩情」が垣間見えたラストアイドル“卒業の美学”とは (2/2ページ)

アサ芸プラス

「今回のライブは中学生メンバーに配慮して、平日ながら午後6時に開演し、午後8時には終演するはずでした。しかし実際にはライブが押したことで中学生メンバーは途中で退出。その理由は卒業する3人の惜別スピーチに十二分な時間を与えたからでしょう。通常なら舞台演出側が卒業メンバーに指示を出し、スピーチを“巻く”ことで終演時間を守るはず。しかしラストアイドル側はこれが最後の晴れ舞台となる3人に、時間を気にすることなく思う存分しゃべらせることを優先したのです」

 そして卒業する3人には特別な場も用意されていた。アンコールで3人はラストアイドルのデビュー曲「バンドワゴン」を披露。セットリストに入っていなかったばかりか、これまで一度も披露されたことのないストリングス ver.で歌われたのである。

「運営側は3人のためだけにこの『ストリングス ver.』を用意し、はなむけとしました。さらに言えばこの3人は、開場前に影ナレも担当していたのです。所属ユニットの異なる3人が影ナレをしたことに意外さを感じたファンもいたかもしれませんが、実は彼女たちに特別な出番を用意してあげていたわけですね」(前出・アイドル誌編集者)

 いつかは必ず卒業するのがアイドルの定めであるならば、今回のライブで吉崎綾、古賀哉子、王林の3人は、アイドルの美学を体現していたのではないだろうか。

(金田麻有)

「秋元康氏の「冷徹」「恩情」が垣間見えたラストアイドル“卒業の美学”とは」のページです。デイリーニュースオンラインは、王林Good Tearsラストアイドルバンドワゴン秋元康エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る