プロポーズされたら。そのあとの流れと考えるべきこと

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プロポーズされたら。そのあとの流れと考えるべきこと
プロポーズされたら。そのあとの流れと考えるべきこと

彼氏からプロポーズをされたら、いつまでも浮かれモードではダメ。幸せな結婚に向けて、考えなければいけないことがたくさんあります。プロポーズされた女性が考えたいことについて、婚活コンサルタント・澤口珠子さんのアドバイスをご紹介します。

■プロポーズされたらたしかめたい「彼への気持ち」

女性にとって憧れの「プロポーズ」。だけど中には、望んでいたはずなのに彼からのプロポーズに迷いや戸惑いを感じる人もいます。幸せな結婚をするためにも、プロポーズをされたらまず確認してほしいのが「彼への気持ち」。その方法について澤口さんに教えてもらいました。

◇(1)条件や状況が変わっても、彼と一緒にいたいか

今、人生は100年と言われています。その長い人生、何が起こるか分かりません。いいこともたくさんありますが、悪いことも同じぐらいあるでしょう。今、彼が優良企業に勤めていたとしても、もしかしたらリストラされるかもしれません。鬱になって会社を辞めてしまうかもしれません。収入がゼロになるどころか、借金を背負うかもしれません。または彼が交通事故に遭ってしまうかもしれません。

今の彼の容姿も、年とともに変わっていきます。どんなに独身時代にイケメンだったり、スリムだったりした彼も、年と共に老け、気づけば下っ腹でっぷり、立派なおじさんになる可能性もあります。

彼の見た目がどんなに変わっても、あなたは今と変わらず、彼を好きだと思えますか? 彼の外見だけでなく、内面や在り方、生き方に惹かれていますか? 今、彼が持っている条件がすべてなくなったとしても、あなたは生涯、彼とともにいたいと思いますか?

もちろん、その逆もしかり。あなたが今持っている条件を失ったとしても、彼はあなたと一緒にいてくれるでしょうか?

◇人生最悪なときに、彼と一緒にがんばりたいと思うかどうか

これは(1)の補足にもなります。結婚後のご自分の人生で、もしかしたら起こるかもしれない、最悪な出来事を想像してみてください。たとえば、私なら愛する娘を失うこと(想像もしたくないですが)。そんな人生でもっともつらい、最悪な出来事が起こったとき、あなたは「彼と一緒にがんばりたい!」と思えるでしょうか? そして、彼は一緒にがんばってくれる人でしょうか?

「長い人生何があっても、お互い助け合って乗り越えられる」と思える相手なら、結婚しても後悔はないでしょう。

◇彼と一緒にいる自分が好きかどうか

結婚はずっと続く生活です。一緒にいて疲れる男性との生活は苦痛ですし、続きません。あなたは彼と一緒にいて心地よく、心からリラックスできていますか? 結婚するのであれば、素のあなたを彼に見せることができて、本音で対等に話ができることは必須条件です。

さらに! 彼と一緒にいることで、あなたの素敵な部分が引き出されるかどうかも重要。たとえば、人にやさしくしたくなる、丁寧な生活をしたくなる、お仕事をがんばりたくなる、新しいことに挑戦したくなる……などなど。

あなたのいい面を引き出してくれる彼こそが、結婚するのにふさわしい男性です。くれぐれも、あなたを不安や不満にさせて、悪い面を引き出すような男性との結婚は避けましょう。

■プロポーズされたあとにすべきこと&流れ

彼からのプロポーズを受け、晴れて婚約した2人はそのあとどうすればいいのでしょうか? 「婚約したから」と慢心していては、結婚まで進まず破局してしまうことも。そんなことにならないためにも、プロポーズされたあとの流れについて確認しておきましょう。

◇(1)自分の親へ報告

プロポーズを受けたら、まずは自分の両親へ報告しましょう。そのときに彼の人柄やお仕事、彼の家族関係など、あなたから両親にくわしく説明するようにしましょう。きっとご両親は安心して、賛成してくれるでしょう。

◇(2)お互いの両親へ挨拶

次にお互いの親へ挨拶をしましょう。順番としては、あなた(女性側)の両親、彼(男性側)の両親です。

事前に彼についてくわしい説明を受けているので、あなたの両親も喜んで迎えてくれるはず。このとき、彼からの挨拶で「娘さんを僕にください」は実はNG。大切な娘をモノ扱いされて、ご両親はいい気はしません。「娘さんとの結婚をお許しください」「許可をいただきに参りました」などがいいでしょう。

女性のご両親から結婚の許可がおりたら、今度は男性のご両親に2人で挨拶します。その際、男性はすでに女性のご両親から結婚の許可をいただいていることを、自分の親に報告することもお忘れなく。

◇(3)婚約指輪、結婚指輪を決める

お互いの両親から許可をもらったら、両家の顔合わせや結納の日程調整をしつつ、婚約指輪と結婚指輪を探しましょう。できれば、婚約指輪は結納の日までにできあがっているといいですね。

◇(4)顔合わせ・結納

最近は略式的な結納が増えているため、両家の顔合わせお食事会と結納を一緒に行うカップルも増えているようです。初めての両家の顔合わせです。ゆっくりお話できるように、個室でコース料理をお願いしましょう。ホテルやきちんとした和食のレストランでは、結納プランや顔合わせお食事会プランが充実しています。このときに婚約指輪をお披露目して、皆でお写真を撮りましょう。

◇(5)結婚式日程と式場を決める

どんな結婚式にしたいのか、プロポーズされたときから2人でお互いの希望を話し合っておきましょう。結婚式は女性(花嫁)が主役です。女性は「こんな式にしたい」と具体的なプランをたくさん持っていると思うので、きちんと彼に伝えましょう。具体的な結婚式のイメージがない場合、デートがてらブライダルフェアに行くのもオススメです。

挙式の日程は、お互いの両親に相談してから決めると問題が起こらずスムーズにいきます。

◇(6)招待客リストを作成・送付

どちらかに負担がかからないように、お互い、自分の分は自分で作成するようにしましょう。このとき大事なのが「お互いの招待人数を合わせる」こと。一方の招待客だけが多いなど、偏りがないように、おおまかに人数合わせをしましょう。

◇(7)当日の衣装の打ち合わせやメイク、ヘアメイクのリハーサル

当日を最高に迎えられるように、メイクとヘアメイクは遠慮せず、自分の好みを伝えるようにしましょう。前撮りがある場合、この日に行うことが多いです。

◇(8)結婚式当日

いよいよ結婚式当日です。結婚式は人生における一大イベント。そしてはじまったらあっという間に終わるもの。緊張して楽しむどころではないかもしれませんが、ぜひ一瞬一瞬を積極的に楽しむ意識を持ってください。新郎新婦本人が楽しんでいる、幸せそうな様子を意識して見せることが、参列者のみなさまにも楽しんでもらうためのコツですよ。

■まとめ

「彼からプロポーズされたら……」と妄想するのは楽しいですが、いざプロポーズをされたときに迷わないようにしたいもの。「この人と添い遂げたいか」「添い遂げられる相手か」についてふだんからじっくり考えておくといいですね。また、プロポーズを受けたあとの流れは知っているようで、案外知らないもの。あたふたせずにスムーズに進められるよう、今回紹介したプロポーズ後の流れについてもしっかり覚えておきましょう。

(監修・文:澤口珠子、文:パンジー薫)

※画像はイメージです。

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