小泉進次郎前倒し総裁選出馬に怯える安倍首相“ノミの晋三” (1/2ページ)

週刊実話

 森友学園への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん、値引きの隠蔽が明らかとなったかと思えば、今度は加計学園問題。愛媛県今治市での獣医学部新設に絡み、当時首相秘書官だった柳瀬唯夫経産省審議官が“首相案件”と述べた記録文書の存在が発覚し、いよいよ前項(※本誌参照)で丸山議員が語った「嫌われもしない」安倍首相が孤立し始めている。
 「柳瀬氏と愛媛県、今治市の職員の面会記録文書が農水省でも見つかり、これで自民は柳瀬氏の国会招致を受け入れざるを得なくなった。もちろん、首相も自民主流派も絶対阻止の構えだったが、それを突き破ったのが、小泉進次郎筆頭副幹事長。党内では、進次郎氏が秋の総裁選出馬に向け本気になり始めたともっぱらだ」(自民党関係者)

 文書は2015年、柳瀬氏が県、市の職員を官邸に呼びつけ、“首相案件”としてプレッシャーをかけた内容とされ、それを県職員が備忘録として経緯を作成、保管していたという。昨年7月の国会審議で柳瀬氏は面会自体を否定していたが、今回、朝日新聞が文書の存在を報じた。柳瀬氏は「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」と真っ向から否定しているが、中村時広愛媛県知事が文書の存在を追認している。
 「とはいえ、官邸では柳瀬氏が否定した時点でその話を終わらせるはずだった。その矢先、進次郎氏が思いっきり噛みつきましたからね。あれで党内の空気が一変した」(自民党ベテラン議員)

 朝日新聞が文書の存在を報じたのが4月10日。柳瀬氏は同日に前述の否定コメントを発表した。その翌日、都内で開かれた新経済連盟主催のトークセッションに出席した進次郎氏は、問題続出の政府について「“うんざり”の一言」と一刀両断し、柳瀬氏のコメントについても「“記憶の限りでは”という注釈を付けるのなら“会っていない”と言い切ることはできない」と批判したのだ。
 「この進次郎氏の『うんざり』発言は、前日、朝日新聞の記事が出た日に『うんざりしている』と会見であからさまに不快感を示した二階俊博幹事長に重ねたもの。その晩、二階氏は麻生太郎財務相と両派幹部を交え銀座のステーキ店で会食している。中身について『安倍政権支持の再確認』としていたが、周辺関係者によれば、その逆という見方が強い。

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