迷子になった3歳の少女に寄り添い雨の中、一晩中守り続けた17歳の老犬(オーストラリア) (2/3ページ)

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オーロラちゃんはマックスのにおいを嗅ぎ、安心して眠っていたらしい。

 そして翌朝、捜索隊が近くまでやってきたことを知ったマックスは、捜索隊を迎えに飛び出し、オーロラちゃんのもとに案内したのである。

 「『おばあちゃーん』という声を聞いて、あの子だとすぐに分かりました」とリーサさん。「その山を駆け上がって…てっぺんに着いたところで、マックスがやってきて、まっすぐにオーロラのところへ連れて行ってくれたんです」

 家から2kmほど離れた谷間にいたオーロラちゃんは、寒い一晩を屋外で過ごしたにもかかわらず、軽いすり傷を多少こしらえただけで元気いっぱいだそうだ。

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image credit: Kelly Benston

 お手柄の忠実なるマックスには、クイーンズランド警察から「名誉警察犬」の称号が授与された。

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