サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「紅一点スマートレイアーが穴」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 しかし、いずれの馬も決定打を欠く。必ず荒れるとは言わないが、マレに見る大混戦と言っていいだろう。そうであれば、データ、常識を度外視しての穴狙いも許されるのではないか。最も期待を寄せてみたいのは紅一点、スマートレイアーである。

 有力馬のほとんどが前走より2キロ以上の斤量を背負っての競馬になるが、同馬は1キロ増の56キロでの競馬。その前走・大阪杯は香港遠征後3カ月ぶりの実戦だったことを思えば、大した負担ではない。

 それに大阪杯の時は、まだ良化途上であり、余裕残しの状態だった。それを思えば、9着に敗れたとはいえ、勝ち馬と1秒1の差なら巻き返しは十分可能だ。

 そもそも、この春は天皇賞が目標。一度使って挑むのは予定どおりで、この中間は関係者の思惑どおり一変した好状態にある。

 京都〈1 2 0 3〉と比べて阪神〈6 1 0 3〉に良績がある馬だが、京都との相性が悪いわけではない。休養明けだったり、重め残りが敗因で、京都に良績が少ないのは、たまたまと見るべきなのだ。

 母系はスタミナの宝庫。近親、一族には欧米で活躍した馬が多く、大一番に強い血筋。アッと驚く一発があっても不思議はない。

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