恐怖の昭和駄玩具「1000倍に巨大化」するウ〇チ!?
1970年代後半から出回り始めた定番の駄玩具に、水に浸しておくだけで1000倍にも膨らむ『デカロン』があります。縁日や駄菓子屋で1個数十円で売られていたそれらを夜、水を張った洗面器に入れておき、翌朝見たら洗面器いっぱいに大きくなっていてビックリしたものです。
1980年代になってコスモスが発売し、一気に広まりました。


2000年代に今野産業から発売されたカプセルトイでも『デカロン』という商品名が付いています。

解説書に《原料・タカセン特殊コンパウンド》と書かれていたので調べてみると、高六商事というプラスチック原料の販売企業が扱っている特殊な水分吸収樹脂のことでした。《不思議な高分子化合物で、自重の数百倍の水を吸収することができます》と書かれています。
さて、コスモスのデカロン、怪獣や動物だけではなく、とんでもないものまで商品化しておりました。それがこの『ウンチ デカロン』です。


さすがにこれを水に入れて大きくすることはできませんでした。どうか想像してみてください。朝起きて洗面器の中に巨大なウンチがあったら…最悪の目覚めですよ。悪印象が焼き付いてしまって、潔癖症の私はその洗面器では二度と顔を洗えなくなりそうです。
解説書には《たべものではありません たべないでください》とあります。いやいや、これがたとえ食べられる素材でできていたとしても誰も食べないでしょう(笑)。
最近のニッポン、なんかいろいろ不安ですよね。願わくは、皆の夢や希望がデカロンのようにばんばん膨らむ世の中になっていただきたいものです。
(写真・文/おおこしたかのぶ)