“古参カープ芸人”山本圭壱、衣笠祥雄氏を追悼するも「言う資格なし!」の声

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“古参カープ芸人”山本圭壱、衣笠祥雄氏を追悼するも「言う資格なし!」の声

「鉄人」の異名で知られた元広島東洋カープの衣笠祥雄氏が大腸ガンにより71歳で亡くなったのは4月23日。広島ファンのみならず多くの野球ファンから愛された衣笠氏の訃報に、芸能界からも追悼コメントが相次いだ。広島出身のアンガールズ・山根良顕は「優しくて愛のあふれる方でした」、同じく田中卓志は「ボクみたいな芸人にも優しく接してくださった」と故人との交流を偲んでいた。

 そして同じく広島出身で“元祖カープ芸人”と呼ばれることもある極楽とんぼの山本圭壱も所属事務所を通してコメントを発表。「いつも豪快なスイング、豪快に焼き肉を食べる姿が僕の中の衣笠祥雄さんでした。ゆっくりお休みになってください」とつづっている。しかし、そのコメントに一部のカープファンから異論が噴出しているというのだ。スポーツライターがささやく。

「山本は“カープ芸人”なる言葉が生まれる前からカープファンを公言していた古参のファン。広島のテレビ局が放送するカープ関連番組に呼ばれることも少なくありません。それゆえ今回、衣笠氏の訃報に接してコメントを発表するのは当然なのですが、当のカープファンから『お前に発言の資格なし!』『永久失格選手は黙ってろ!』との反発もでているのです。その理由はやはり、2006年に起こした未成年少女との不祥事にあるのは間違いありません」

 不祥事が原因で所属事務所から解雇された山本は、16年に復活を果たしたものの、世間では「みそぎを済ませていない」と厳しい目を向ける人も少なくない。05年には萩本欽一が設立した社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」に入団するも、不祥事に伴ってみずから退団。07年にはアポなしで謝罪に赴いたが、萩本から「今はまだ早いから帰りなさい」と門前払いを食らっていた。もとより野球界はこの手の不祥事に厳しく、ファンが山本に対する拒否反応を示すのも当然だという。

「プロ野球で同様の事件を起こした場合、選手生命を絶たれるのが普通。一人だけ解雇から3年後に球界復帰を果たした投手もいますが、その捜査を担当した警察関係者は全国紙の取材に対して強烈な不快感を表明していました。それゆえ山本に対しては今回の追悼コメントに限らず、みずから草野球チームを率いたり野球関連の番組に出演すること自体を、不愉快に感じているカープファンが少なくないのです」(前出・スポーツライター)

 どうやら山本はまだ、地元の広島でもウエルカムというわけではないようだ。

(金田麻有)

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