【知られざる世界の常識】モロッコでは、公共の場所に国王の写真を飾ることが法律で義務付けられている!? (1/2ページ)

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【知られざる世界の常識】モロッコでは、公共の場所に国王の写真を飾ることが法律で義務付けられている!?

エキゾチックな風景の数々や、おしゃれな雑貨で人気のモロッコ。正式国名はモロッコ王国で、その名の通り国王を元首とする立憲君主国家です。

モロッコを旅すると、いたるところで一人の男性の肖像を目にすることに気づくことでしょう。

それが、1999年に即位した現国王ムハンマド6世。王宮などの王室関連施設はもちろんのこと、駅やホテル、レストラン、商業施設などありとあらゆる公共の場に国王の写真が飾られているのです。

実は、モロッコでは人が集まるところには国王の写真を掲げることが法律で定められています。というと、どこかの独裁国家のように聞こえますが、モロッコでは少々事情が異なり、国王の写真であればどんな写真でもオッケー。

そのため、いかにも公式ポートレートとして撮影されたような写真から、スナップ写真のような親しみやすいものまで、さまざまなシーンやポーズの国王の写真に出会うことができます。

モロッコには国王の写真を専門に売る店も存在します。しかもムハンマド6世は国民のあいだで人気が高く、義務だからというよりは「欲しいから」と買っていく人も少なくないとか。

実際、町の商店などでは何枚もの国王の写真を飾っている店も多く、単なる義務感からそうしているわけではないことが見てとれます。宣伝の意味合いもあるのか、国王が訪れたときの写真を掲げているお店も多数。

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