サワークリームオニオンポテチを食べ比べてみた!

ポテトチップスといえば、どんな味?
多くは塩味であり、日本人ならではの「のり塩味」や「コンソメ味」なのではないか。
しかしポテチの本場アメリカで定番味として君臨しているのが「サワークリームオニオン味」。
いまひとつ日本で定着しにくいこの味の最新版『Natural Calbee ハードチップス サワークリームオニオン味』と『ポテトチップスSTRONG サワークリームオニオン』を食べ比べてみた。
食べれば美味しいサワークリームオニオンとはそもそもどんな味なのか?
その名の通り、酸味があってクリーミーで、さらにオニオンの旨味が襲いかかってくるのがサワークリームオニオン味。
日本では美味しいと感じても、何がベースになっているのか、いまひとつわかりにくい味。

これはそもそも生クリームを乳酸菌で発酵させたもので、軽く酸っぱいヨーロッパ料理で必須の調味料。
それがメキシコに渡り、近隣のテキサス料理と混じって生まれたTEXMEX(テックスメックス)料理で、オニオンを混ぜ込んでナチョス(コーン原料のトルティーヤチップス)のつけ材(ディップ)として定番化したのがサワークリームオニオン。
これが程よい酸味とクリーミーさとオニオンの旨味が合わさって馬鈴薯と美しいハーモニーを生んでいるのがサワークリームオニオンのポテトチップス。
最近また2つ、市場に登場したので、改めてその美味しさを確認したい。
どちらもハード系の本格派チップスで仕掛けてきたサワークリームオニオン!
『ポテトチップス サワークリームオニオン』
まずは日本が誇る焦げ目が程よいこんがり系ポテトチップスメーカーの湖池屋による『ポテトチップス サワークリームオニオン』(70g・実勢価格 税抜約140円・2018年3月12日発売)。
この製品は実は既発売商品で、カスタマーサポートにリクエストが多かったことから再発売となった製品だという。

袋の口を開くと、湖池屋特有のふんわり香ばしい油とフライドポテト風の香りがして、そこに酸味を感じるオニオン風味。
一枚取り出してみると、結構分厚い。
「パッケージに濃厚クリーミー」とは書いてあったが、分厚いカットとは書いていないのに。早速かじると、バリッというよりもザクっという感触。湖池屋製品だが、焼きは今回控えめな模様。

肝心な味は、主役の座は誰にも渡さないとばかりにイモが主役。
ジャガイモの食感と味がまず先にきて、後からサワークリームとオニオンが追っかけてくる感じ。
ここでのサワークリームオニオンは、あくまでポテチの美味しさを際立たせる脇役だ。
なので濃厚の文字が濃い味を連想させるが、程よいい塩気。

だからと言って美味しくないわけではない。
テキサスステーキの付け合わせのフライドポテトのような感覚は、これはこれで美味しい。
ポテトチップス感は低いけれど…。
『Natural Calbee ハードチップス サワークリームオニオン味』
噛んだ瞬間にガリッと音がする、縦にして口に入れると流血しそうなタイプのハードなカルビー『Natural Calbee ハードチップス サワークリームオニオン味』(39g・希望小売価格 税抜約105円・発売中)。
伝統的な釜揚げ製法で作られた堅い食感のハードチップスをサワークリームオニオンで味わう趣向。

これはもう口の中に入れた瞬間にいっぱいにサワークリームオニオン味がバーっと広がる。
好きな人ならたまらない濃いサワークリームオニオン味。
ディップを乗せた皿を舐めてしまうほど好きな人のための強烈なレベル。

もはやポテトは脇役だ。
サワークリームオニオンの壺の中に漬け込んだともいうべき味の濃さ。
もちろんガリガリのチップスも美味しいのだけれど、あくまで主役はサワークリームオニオン。
口がもうサワークリームオニオンを受け入れる態勢が整っている人に向いた問答無用の強烈感だ。
ポテトを主役とするか、脇役とするかで良し悪しが決まる、対極にある2つの製品
なのでポテトをサワークリームオニオン風味でいただきたいが、あくまで主役はポテトで、というのなら『ポテトチップス サワークリームオニオン』を選ぶべき。
いやいやそれよりも口の中をサワークリームオニオン味でとにかく満たしたいという欲求の強い人なら『Natural Calbee ハードチップス サワークリームオニオン味』を選んでおいたほうが良いだろう。

左が『ポテトチップス サワークリームオニオン』、右が『Natural Calbee ハードチップス サワークリームオニオン味』
どちらも全国のスーパーやコンビニエンスストアで入手可能だ。
