江戸時代に栄えた日本の伝統文化。浮世絵に描かれた鮮やかな刺青の数々 (1/3ページ)
江戸時代中期に確立されたとされる、色彩豊かで華麗な日本の入れ墨(刺青)文化。
とっても恥ずかしい「入墨刑」(関連記事)が刑罰として採用され、簡単には消えないことが一般的に再認識されたことがきっかけでリバイバル・ブームとなったそうだ。
特に、博徒や火消し、鳶、飛脚など肌を露出する職業では入れ墨を「粋」だと考え、複雑なデザインを全身に施す者もいたという。
その際、モチーフになることも多かったのが浮世絵である。
浮世絵師が入れ墨の下絵を手掛けたりもしたそうで、当時、浮世絵と入れ墨、そして浮世絵の題材として好まれた歌舞伎は切っても切れない3大カルチャーだったようだ。
そんなわけで、江戸時代の浮世絵にはどんな入れ墨が描かれているのか見ていこう。
・江戸時代の浮世絵に描かれた入れ墨
アメリカ・ニューヨークに、日本を中心とした東アジア全域のアートを扱うアートギャラリー、ローニン・ギャラリー(Ronin Gallery)がある。
ここで2015年4月、「タブー 浮世絵と日本の入れ墨の伝統(TABOO : Ukiyo-e & the Japanese Tattoo Tradition)」が開催された。
この企画展では、次のような浮世絵が展示されたようだ。